アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
【監督・脚本】
ジョス・ウェドン

【キャスト】
ロバート・ダウニー・jr クリス・ヘムズワース マーク・ラファロ
クリス・エヴァンス スカーレット・ヨハンソン ジェレミー・レナー

【ストーリー】
アイアンマンことトニー・スタークが完成させた人工知能“ウルトロン”の暴走に端を発する、ヒーローたちによる愛する者たちを救うための戦いをダイナミックに描く。



ヒーローだって完璧じゃないよ、人間(?)だもの

私は、アベンジャーズが好きです。
他のマーベル作品はアベンジャーズへの理解を深めるためにたしなんでいますが、
アベンジャーズほどに熱くなれません。

なんてったって、
アベンジャーズの魅力は、「ヒーローが特別じゃない」ところだからです!
それぞれ超強いヒーローたちが集まると、チームの中ではそれぞれが普通の人間になる。(ベースが超高いけど)
 普段は孤高のヒーローたちが、自分と同じくらい強い人達といることで、自然寄り添って戦うこととなる。そこが、熱いんです!!
 そう!これはまさに!スラムダンク!!!!

花道も、流川も、みっちゃんも、ゴリも、みんな特別に強い選抜メンバーなんです。
でも、花道は脅威の身体能力を持ってるけど単細胞突っ走り野郎だし、流川は天才だけど感情表現が下手だし、みっちゃんは努力家なのに不良に走ってしまった暗い過去があるし、ゴリはパワーマンだけど心が優しく繊細なところがある…。
人間としては未完成な最強たちが、心を通わせるわけですよ。一致団結するわけですよ。チームになるわけですよ。いつもワンマンでバリバリやってる人たちが、仲間が攻撃されるとキレたり、普段隠してる気弱な部分をつい漏らしてみたり…。そうしてチームはさらに強くなっていき、また、個人個人も強くなっていくわけです…。熱いですよ…アベンジャーズ!!!!!



ヒーローの過去チラ見せが熱い

前作もサイコーでしたが、今作がさらにサイコーな理由はキャラクター描写を深めている点にあります。しかも、その描きかたが超うまい。
敵のマインドコントロールにかかる過程で、ヒーローたちそれぞれのトラウマをチラ見せしてくる!
そのトラウマのチラ見せ方がもうお上手。幻術だから、起承転結のある一本の完璧なストーリーになっているわけではない。キャラクターごとに象徴的な一場面がでてくるだけ。
その塩梅がまた、「もっと知りたい!」欲をうまーーく掻き立ててきます。結果、ヒーローたちにもっと愛着がわいてきます。



弓ヒーロー・ホークアイの苦悩が熱い

超人や全身ロボに包まれてる天才や、果ては緑の怪物と同居する男…そんな中で共に闘うホークアイ。そんな彼は、自嘲気味にこう言います。

 「俺の武器は弓だぜ?」

うん!知ってた!!!たぶん全視聴者が、正直弓かよ…って思ってた!

最強ヒーローたちの中で、自身を憂うホークアイは、まるで自分の存在意義を求めてさまよう現代人と同じ。
それでも彼は彼なりの答えを出し、必死に戦います。
そんで、超活躍します。超強いです。
その姿がねえ…性別年代を超えてきます…かっこいいよ、ホークアイ



ブラック・ウィドウが熱い

アベンジャーズのなかで実は最強が定説のブラック・ウィドウ。
アクションシーンに関しては、たぶんこの人が一番かっこいい。

そして今回は女子が大好き☆切ないラブ要素も入っています。
アベンジャーズに挿入するエピソードとしては甘すぎかな。と思ったけれど、
それでもやっぱりブラック・ウィドウがかわいい。
ブラック・ウィドウをしあわせにしたい。私が。


美人でかっこいい女性って最強ですよね。アメコミ興味ない…って人にもとっつきやすいかっこよさだと思う!!

 


いろいろと熱いアベンジャーズ。

ヒーローごちゃまぜで苦手な人からはさらに敬遠されがちですが、

上記のとおり普通のヒーローものとは違うので、

アメコミとか全っ然興味無いの…という人こそ、はまる要素アリと思っております。
騙されたと思って、ぜひ!!


情報量が多いので、最初は2Dがいいと思うな。